多様性を楽しむ。大塚バラ祭りと書籍
連休はカレンダー通りに仕事と休み。この10年ほどは、毎年、大学の授業実施日があり、カレンダー通りにも休めなかったため、今年は授業がなく、久しぶりにゆっくりと連休を楽しみました。
連休最後の日曜日は、JR大塚駅の周辺で開催されている大塚バラ祭りを見に行きました。JR大塚駅南口と都電の大塚駅-向原駅の間に植えられているバラが見事に満開に。ふんわりと良い香りが漂っています。都電を入れて写真を撮るスポットとして人気があるよう。私も何枚か撮りました。
バラ祭りといっても、この日は特にイベントがなかったため、マイペースでバラを見て、歩きまわりました。Webサイトを見ると、約700品種が植えられているそう。この2年はコロナのためバラ祭りは中止。その間も関係者やボランティアの方々が、バラを大切に育ててきたことが、バラの側に書かれていました。無料で楽しめ、感謝です。
駅ビルの書店に寄って何冊か購入。普段はKindleで読書することが多いけれど、たまに書店に行くと、Amazonのリコメンドで出会わない本を見つけることが出来、嬉しいひとときでした。
ただ、本の執筆や編集、制作に携わっていると、こんなに沢山、本が並んでいても、出版の状況は厳しくなるばかり。企画を出版社に提出しても、「残念ですが…」と売れ行きが期待できないと断りの返事をいただいたり。そのような中で、別の出版社へのアプローチをしたり、企画書を修正したりもしています。多様なものの見方を、本を通してカタチにしたいから。
世の中に役立つ本を作る仕事を続けていきたいとの思いをもって。多様な品種の美しいバラの姿と香りが、そうした気持ちを元気づけてくれました。